SHIBとXRPが歴史的サポートゾーンをテスト中、トレンド転換の兆しか

仮想通貨市場では現在、Shiba Inu(SHIB)とRipple(XRP)が重要なサポートゾーンをテストしており、トレーダーの間で注目が集まっている。SHIBは$0.00001157付近で取引されており、これは過去に何度も反発を見せた$0.00001150〜$0.00001250の範囲内。特に2023年8月から9月の調整期間中において、強力なサポートとして機能してきたことから、この価格帯は買い手にとって極めて重要な防衛ラインとなっている。

現在、SHIBの価格は全ての主要移動平均線の下で推移しているものの、テクニカル指標は弱気圧力の緩和を示唆している。RSI(相対力指数)は42.81前後で推移し、売られ過ぎでも買われ過ぎでもない中立的な状況。MACDのヒストグラムも横ばいで、売り圧力の減少を示している。$0.00001212〜$0.00001270のレジスタンスを突破すれば、100日SMAである$0.00001545への上昇が見込まれる。

一方XRPは、$2.0749のサポートゾーンで取引されており、これは昨年12月の強気ラリー前にも反発した重要な価格帯。4月9日には200日SMA($1.9118)からの反発と出来高の急増が確認され、強気の動きを示唆。MACDはシグナルラインを上回り、RSIも46.92と上昇余地を残している。$2.14〜$2.23の価格帯(20日EMAと50日SMA)が突破されれば、次なるターゲットは$2.48となる見込みだ。アナリスト@Domも「$2.20の突破が鍵」と強調している。