Galaxy Digital、CoreWeaveとの15年契約を発表—AIホスティング事業で大きな転換点へ

Galaxy Digitalは、Q4 2024決算発表の際に、AIホスティング事業における重要な契約を発表した。新たにCoreWeaveと締結した15年間のホスティング契約により、同社はテキサス州ウェストにあるHeliosマイニング施設の200MWを再活用し、133MWのIT負荷をCoreWeaveのGPU向けに提供する。この契約について、H.C. Wainwright & Co.のアナリスト、マイク・コロネーゼ氏は「Galaxyにとって変革的な一手となる可能性がある」と評価している。

この契約は15年間で総額45億ドルの収益を見込んでおり、年間約3億ドルに相当する。これはGalaxyの2024年総収益の約70%に相当し、他のハイパフォーマンスコンピューティング契約と比較しても非常に好条件だという。年間1MWあたり約226万ドルの収益が見込まれ、EBITDAマージンは約90%と高水準だ。初期の設備改修コストは14.6億~17.3億ドルと試算されているが、大部分はプロジェクト融資によって賄われる見込みであり、CoreWeaveが電力費および運用コストを負担するため、Galaxyの固定費は抑えられる。

さらに、GalaxyはHeliosに追加で600MWの容量を持ち、今後の拡張の余地があると指摘されている。データセンター事業の契約済み容量に現在の市場評価を適用すると、この事業セグメントの価値は35億ドルを超える可能性があるという。しかし、株価にはまだこの評価が十分に織り込まれていないとコロネーゼ氏は述べている。同氏はGalaxyの株を「買い」と評価し、目標株価を従来の35カナダドルから30カナダドルに引き下げたものの、依然として大幅な上昇余地があると見ている。