AI・ブロックチェーン・フィンテック融合のスタートアップが資金調達ラッシュ:Codexが1580万ドルを調達

今週、AI・ブロックチェーン・フィンテックの交差点に立つ複数のスタートアップが資金調達を発表しました。その中でも注目を集めたのが、Codexのシリーズシードラウンドです。同社は1580万ドルの資金を獲得し、そのうち約1400万ドルはDragonfly Capitalが主導。CoinbaseやCircle、Cumberland、Wintermute、Selini Capitalといった主要プレイヤーもこのラウンドに参加しました。今回の資金調達により、Codexは次世代AIブロックチェーンインフラの構築を加速させる見込みです。

一方、AmbientはAIとブロックチェーンの融合により、低コストかつ高速なスマートサービスの提供を目指すプロジェクトで、a16zとDelphi Digitalの支援を受けて720万ドルを調達しました。Ambientは、ビットコインに似たPoWのセキュリティと、Solanaスタイルのスピード・スケーラビリティを兼ね備えており、AI駆動型ブロックチェーンイノベーションの中核となる可能性があります。同様に、分散型AI金融プロトコルのCambrian Networkも590万ドルを獲得し、今後のテストネットとサンフランシスコでのアクセラレータ参加が注目されています。

その他にも、NOIA Capitalやa16z Crypto CSXなどが支援するMahojinやMomentum、The9、Collectoなど多数のスタートアップが、数百万ドル規模の資金調達を実施しました。Fragmetricのトークンセールや、Hana Networkの公開販売なども話題に。AIとブロックチェーンの融合は、2025年のスタートアップ投資市場において最大の注目分野となっており、今後の動向が非常に期待されています。